日本人に馴染み深い緑茶。
体に良いことは広く知られていますが、緑茶には、美容面においても、女性にうれしい優れた栄養素が豊富に含まれています。
緑茶が美容にどのように効果的なのか、詳しくご紹介していきます。
緑茶には美肌に効くカテキン・ビタミンCがたっぷり
緑茶に含まれるカテキンやビタミンCには、抗酸化作用があり、メラニンの色素沈着を防ぎ、ハリのあるみずみずしいお肌作りをサポートしてくれます。
ビタミンCと言えば、熱に弱く壊れやすいため、果物や生野菜に多く含まれているイメージがありますよね。
ですが、緑茶に含まれるカテキンが、熱からビタミンCを守ってくれるため、アツアツの緑茶で、たっぷりのビタミンCを摂取することができるんです。
また、カテキンとビタミンCのダブルの抗酸化作用で、内側からキレイをサポートしてくれます。
抗糖化に緑茶が効く!
緑茶には、老化を早める要因と言われている糖化を抑制する効果があるんです。
糖化とは、食事などから摂った余分な糖質が体内のタンパク質などと結びついて、細胞などを劣化させる現象のことを言います。
この糖質と結びついた糖化タンパク質は、劣化していき、“AGEs”(終末糖化産物)となって蓄積され、シワやくすみ、シミなどとなって肌に現れます。
糖質を控え目にして、ストレスを溜めない健康的な生活をおくれたらいいですが、現実的ではありませんよね。
そこで、オススメなのが、緑茶!
緑茶に含まれるポリフェノールの一種であるカテキンには、糖化予防に効果的な血糖値の上昇を抑える効果があるので、食前に緑茶を飲んでおくとより効果的に糖化を予防できます。
茶葉・茶殻には不溶性のビタミンもたっぷり
緑茶には、カテキンやビタミンCの他にも不溶性の栄養素がたくさん含まれています。
例えば、皮膚や粘膜に働きかけるビタミンAや細胞などの酸化を防ぐビタミンE、腸の働きを整える食物繊維など。
しかし、通常、急須で淹れたお茶には、水溶性のビタミンであるカテキンやビタミンCなどの栄養素しか含まれません。
つまり普通に飲むだけでは、緑茶に含まれる栄養素の約3割程度しか摂取できないのです。
残りの約7割の栄養素は茶殻に残ったまま。コレってすごくもったいないですよね。
そこでおすすめなのが、茶葉を粉状にして飲むというもの。
これなら、茶殻もでませんし、緑茶の栄養素を余すことなく頂くことができます。
わたしも実践しているのですが、ティースプーンに軽く一杯程度の茶葉を100均などで売ってるスリ鉢で挽きます。
挽いた茶葉に100ml程のお湯を溶かせば出来上がりです。
茶葉を粉末状にしてお湯に溶かして飲むなんて、苦そうと思われるかもしれませんが、渋く淹れたお茶よりもむしろまろやかで意外とおいしく頂けますよ。
まとめ
いかがでしたか。
緑茶には、紫外線を防ぐ効果や炎症を抑える効果も期待できますので、ぜひ日々の飲む紫外線対策としても取り入れてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。