みなさま、お肌のご機嫌いかがですか^^
今日は、身近な洗顔フォームについて、お話ししようと思います。
洗顔フォームのCMを見ると「キレイ、サッパリ!」という感じが、画面から伝わってきますよね。
キレイなお肌の女優さんやモデルさんが言うのですから、わたしもコレ使ったらキレイなお肌になれるかも…
そんな淡い期待を胸に、思わず買ってしまったことのある方も多いのではないでしょうか。
昔のわたしがまさにそうでした(笑)
でも、実は、一般に販売されている洗顔フォームには、あまり健康に良くない成分が入っているってご存知でしたか。
そればかりか、美しいお肌づくりを阻む厄介な性質があるのです。
みなさんは、洗顔料を選ぶとき、どのようなところをポイントに選んでいますか。
『 泡立ちがいい 』『 つっぱらない 』『 弱酸性 』など、人それぞれ気にしているポイントがあるかと思います。
今回は、洗顔フォームがオススメできない理由と、角質を傷めない肌に優しい洗顔料についてご紹介したいと思います。
コンテンツ
洗顔フォームに含まれる界面活性剤について
界面活性剤にはとても多くの種類があり、使用用途によって使い分けられています。
基本の働きとして水と油のような本来混ざり合わない性質のものを、馴染ませるのが界面活性剤の役割です。
洗顔料に使用される界面活性剤の役割は、汚れを落とすための洗浄成分として配合されています。
界面活性剤があることで汚れを落とすことができます。
洗顔フォームがオススメできない理由
しかし、この落とせるという点が肌にとっては強すぎる場合があります。
特に皮脂を落とす脱脂力が高く、たんぱく質を変性させてしまう界面活性剤は肌に残ると肌の負担となってしまいます。
肌に残った合成界面活性剤は、剥がれる時に肌の保湿成分(セラミド)などと共に剥がれ落ちてしまうため、肌から皮脂を落としすぎてしまう傾向にあります。
毎日使用することで、次第に乾燥が気になったり、ニキビなどの肌荒れを起こしやすく、気づかない内にじわじわと肌質・肌構造に大きな影響を与えてしまいます。
オススメの洗顔料とは
では、一体どのような洗顔料を選べばいいのか。
それは、ズバリ『 アルカリ性の固形石鹸 』です。
一般的な固形石鹸には、石油系の界面活性剤のような余計な成分が配合されていません。
ですので、角質の剥がれを促進せずにすみます。
だから、お肌に負担をかけず、汚れのみを落とすことができるのです。
特にオススメは、なるべく成分がシンプルな石鹸素地100%のものが良いと思います。
わたしは、牛乳石鹸(青箱)が好きで愛用していました。
※ 今は、馬湯洗顔をしているので、石鹸洗顔は行っていません。
馬油洗顔についてはコチラ → 思わず惚れ惚れ♡|馬油洗顔でうるおい肌
洗顔石鹸のメリット
肌に残らない天然の界面活性剤
石鹸は植物性の脂などを原料とし、これに苛性ソーダを反応させ固形化するというのが一般的です。
石鹸はそれ自体が界面活性剤(合成では無いという意味)なので、肌への影響が少なく肌に吸収されずに流れるため、優しいというのが特徴です。
余分な成分を含まないシンプルさ
石鹸の多くは余分な成分を含んでいないこともあり、洗顔の基本である汚れだけを落とすということを、肌に不要な成分を与えずに行えるというメリットがあります。
アルカリ性のため汚れを落とす働きに優れている
石鹸は肌自体の汚れを落とすという点では高く、肌に不要な成分を残さないという良さがありますので、クレンジング後の洗顔などには使いやすくおすすめされることが多いです。
石鹸はアルカリ性なので、弱酸性の肌に乗せるとアルカリ性に傾きます。
洗顔石鹸を使用して感じるつっぱりは、これが原因の一つです。
敏感肌(特に炎症ニキビや肌荒れを起こしている場合)には、刺激となる場合がありますので、肌の様子を見ながら使用するようにしてください。
まとめ
石鹸はそれ自体が界面活性剤です。
しかも、肌の酸性環境でアルカリ性が中和されることで、界面活性を失い流れていきます。
このように洗顔後のつっぱり感は否めないものの、洗顔フォームとは違い、界面活性剤が肌に残ることもなく、洗顔の基本である汚れのみをスッキリ落とすことができます。
長い目でみれば、石鹸洗顔の方が健康で美しいお肌づくりに一役買ってくれそうですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。