あなたは、ちゃんと空腹を感じてから食事をしていますか?
特にお腹がすいていなくても、時間になったら食事をする習慣が身についている人は多いと思います。
でも、もし、あなたが、若々しい身体をキープしたいなら、空腹がもたらす美容効果に注目してみましょう。
食べ過ぎは、身体を老化させる
食べ過ぎると、活性酸素が大量に分泌され、体の細胞を酸化(老化)させます。
そのうえ、食べ物を消化するために必要な消化酵素を大量に消費してしまいます。
体内で作られる酵素は、食べ過ぎると消化酵素を作るのに手一杯となり、結果、作れる代謝酵素が少なくなってしまいます。
代謝酵素が少ないと、疲れやすくなります。
つまり、食べ過ぎは、消化器官の老化を早め、病気のリスクを高めます。
空腹がもたらす美容効果
空腹を我慢するのって、ツラいですよね。
でも、空腹でお腹がグゥ~って鳴っている時、若返りホルモンが分泌されているんですよ。
空腹が若返るチャンスだと知れば、ちょっと我慢できそうな気がしませんか?(笑)
成長ホルモン
老化対策の鍵となる成長ホルモンは、残念ながら、年齢とともに、その分泌量が減少していきます。
しかし、空腹の状態が続くと、成長ホルモンの分泌を促すグレリンというホルモンの分泌が増えます。
成長ホルモンは、皮膚や粘膜の修復・再生を促します。
またコラーゲンを増やし、弾力を保ち、シワをできにくくします。
お肌の潤いの元となるヒアルロン酸は、年齢とともに体内で作り出す力が衰え、お肌が乾燥しやすくなります。
ですが、成長ホルモンには、このヒアルロン酸を作り出す繊維芽細胞を活性化させる働きもあるのです。
ヒアルロン酸を合成する力が復活すれば、ハリや弾力のある若々しいお肌を保つことができます。
サーチュイン遺伝子
空腹になると働いてくれるサーチュイン遺伝子には、若返りの効果があります。
抗老化遺伝子、長寿遺伝子とも呼ばれています。
空腹状態になると、エネルギーを作って体を守ろうとする働きが活性化します。
その結果、栄養素をエネルギーに変換してくれる細胞内のミトコンドリアが増え、エネルギー効率を良くしてくれるため、ダイエット効果が期待できます。
まとめ
いかがでしたか。
おなかが鳴ってから、30分程度 空腹状態を維持できれば、若返りホルモンを活性化させることができます。
食べ過ぎに気を付け、空腹の時間を作ることが老化を防ぐポイントですね。
いくら身体に良いものでも、食べ過ぎは身体に毒です。
年齢を重ねるごとに代謝も落ちていきますから、健康や美容のためにも、今から腹八分目の食事を心掛けていきたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。