頬や小鼻などを中心に常に赤みを帯びた肌があります。
特に炎症を起こしているわけでもないのに…
どうしてでしょうか。
もともとの体質で赤ら顔の方もいますが、今回は、そうでない肌の赤みについてみていきたいと思います。
肌の赤みが消えない原因とは!?
なかなか消えない肌の赤みの原因は、同じ部位に長期間炎症が続いたために、その部位が非常に敏感な状態になっていて、日々の些細な刺激にも過剰に反応してしまい、常に軽度の炎症を引き起こしてしまっているため、なかなか赤みが引かないのです。
このように、消えない赤みの正体は、長引く炎症を起こした肌の後遺症なのです。
消えない赤みは、毛細血管が拡張したままになっているから
通常なら、炎症を起こして拡張していた毛細血管が、やがて炎症が鎮まり元通り収縮すれば自然と赤みは引きます。
ですが、あまりにも長期間、炎症を起こしていたために、毛細血管が元通り収縮することができず、拡張したままの状態になっているのです。
このような肌は、ささいな刺激でも過剰な反応を起こしやすい非常にデリケートな状態です。
ですから、なんとなくの知識だけで行うスキンケアだけでは、この長引く肌の赤みを改善することは難しいのです。
拡張した毛細血管を収縮させるケア法
このように常に刺激を受けやすい状態にある肌は、バリア機能が低下しています。
スキンケアのみならず、日常生活においても肌に影響を及ぼすもの全てに細心の注意を払う必要があります。
主に、下記の6つのポイントに注意してケアするようにしましょう。
・洗浄力の強いクレンジングの使用を控える
・油性度の高いクリームで肌を保護する
・摩擦などの刺激を避ける
・冷・熱の刺激を避ける
・紫外線を浴びないよう必ず紫外線対策を行う
・角質を剥がすピーリング剤などを使用しない
具体的な説明は省略しましたが、これらのポイントについては、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
ゆらぎ肌はもう卒業!低下した肌のバリア機能を高める方法とは!?
まとめ
いかがでしたか。
肌の赤みは、すぐに改善することはできません。
ですが、肌への刺激を徹底して取り除くことで、ターンオーバーを繰り返すごとに、少しずつ改善していくことができます。
注意してケアするポイントがいくつかありますが、肌の立場になって考えれば当たり前のことばかりです。
徹底と継続こそが、肌の赤みを改善するカギです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。